「毎日が芸術。毎日がゲーム。」は、2021年8月17日から27日まで開催される「クリエイティブリトアニア:Fluxus」のスローガンです。また、フルクサス運動の思想を表現する言葉でもあります。プログラムでは、フルクサスの国際的なアーティストによる作品の展覧会、現代アートや文化分野の国際的な専門家による公開プレゼンテーション、そして「クリエイティブリトアニア:Fluxus」のために特別に作られた、日本とリトアニアのアーティストによるユニークなコラボパフォーマンスが行われます。 「クリエイティブリトアニア:Fluxus」は、フルクサスの活動自体だけでなく、リトアニアと日本のフルクサス作品のつながりや、その運動が現代の国際的な芸術に与えた影響を探ることを目的としており、2021年はその絶好の機会だと考えています。なぜなら、今年はフルクサスの活動の創始者でアメリカのリトアニア人アーティスト、ジョージ・マチューナスの生誕90周にあたるためです。さらに、フルクサス運動自体の60周年の年でもあります。フルクサスには、オノ・ヨーコ、靉嘔、塩見允枝子、赤瀬川原平など多くの日本人アーティストが参加しました。靉嘔も今年、90歳の誕生日を迎えます。さらに、2021年は延期したオリンピックとパラリンピックが開催される「ゲーム」の年です。本プロジェクトは、新しいアイデアを発見する意欲のある、芸術と文化を愛する人々のための、さらなるゲームになると信じています。