展覧会 「Everyday is a Game」 は、フルクサス創立60周年を記念して選ばれた60点の国際的なアート作品で構成され、フルクサスムーブメントのアイデア、アート作品、個性の多様性を示すことを目的としています。今回の展覧会では、フルクサスのアイデアの深さと多様性を表現することを第一の目的とし、すでに知られている作品を単に展示するのではなく、めったに展示されないユニークな作品を展示することで新鮮さをもたらすことを目的としています。「Everyday is a Game」 は、フルクサスムーブメントの多様な歴史や考えを学ぶ機会にもなります。グラフィックや写真作品、版画、短編映画のほか、作品を見るだけでなく、さまざまな感覚で体験できるいくつかの触感作品を展示しています。「Everyday is a Game」には、フルクサス的な型破りな規則に従った卓球セットが含まれており、来場者はゲームを体験することができます。

8月17日〜27日 13:00〜20:00

デザインフェスタギャラリー101B イーストビル 
150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-2

入場料は無料です

フルクサスとは?

フルクサスは1960年代に始まり、実験的な芸術プロジェクトに従事していた国際的かつ学際的な芸術家、デザイナー、詩人、その他の専門家を結びつけ、完成した作品よりも芸術的なプロセスを強調することを目的とした運動です。この運動の目的は、人々の政治的・文化的ルーティンよりも、自発的な表現を大切にすること。フルクサスはルールと基準に疑問を呈し、表現の自由、精神の自由、そして遊びの自由をもたらします。このようにして、東欧では特に重要視されているオープンな社会の形成に貢献しました。 リトアニアのフルクサスアーティストで作曲家のギンタラス・ソデイカ氏は、フルクサスを「ジョーク、パラドックス、子供の目を通して日々の物事とそれらのつながりを見るプロセス。ある意味、毎日世界を再発見する子供の芸術家のジョークだ。呼吸するのに必要なだけ、創造し実験し遊ぶ必要がある。子供達が世界の本当の楽しみ方を知っているように。フルクサスは、翻訳を必要としない創造性とコラボレーションの新しい言語を生み出した。世界中の好奇心旺盛で創造的な人々の言語になるように誰もが芸術家であり、芸術家はその自覚を誰よりも早くしているだけだ。」と表現しています。