リトアニアアートの最前線に立つ、現代クリエイターたちが集結。これまでの常識を覆し、世界の見方が変わる作品、新しいアイディアについて発表します。勢いのあるアーティストたちによる、密度の濃いトークが繰り広げられます。

8月25日〜26日 18:00〜

オンライン

ユリヨナス・ウルボナス:
人間の惑星
8月25日 18:00〜
リトアニアの現代アーティスト、ジュリホナスが「A Planet of People」をバーチャルに紹介します。 彼の作品 「A Planet of People 」は、現在、ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展で展示されています。 この作品は、来場者全員が人間の体だけで出きた惑星の一部になれるというコンセプトのインスタレーションです。 このプロジェクトは、重力のない宇宙のラグランジュポイントのひとつであるL2に人間を送り込み、凍った体を自由に浮遊させ、その弱い重力によって塊になるまで放置するというアイデアを中心に展開されています。 このようにして、新しい「人間」の惑星が超新星として誕生するのです。 ジュリホナスは、このインスタレーションの背景にあるアイデア、彼のインスピレーション、ヴェネツィアから新しい惑星を形成することに成功したこと、そして今後の試みについて語ります。

ルギレ・バジュカイテ, バイバ・グライニテ, リナ・ラペリテ:
Sun & Sea(太陽と海)

8月26日 18:00〜

 

リトアニア出身の3人の女性アーティスト、Rugilė Barzdžiukaitė(映像作家、演出家)、Vaiva Grainytė(詩人)、 Lina Lapelytė(サウンドアーティスト)のコラボレーションによるオペラ・パフォーマンス『Sun & Sea(太陽と海)』。2017年にリトアニアのヴィルニュス国立美術館で初演を発表。その後、2019年のベネツィアビエンナーレでは、サーペンタインギャラリー(ロンドン)でキュレーターを務めるLucia Pietroiustiをリトアニア館のキュレーションに迎え、国別参加部門で見事金獅子賞を受賞した。使われなくなったプールを人工的なビーチに見立て、砂浜でくつろぐ演者が気候変動や現代社会のライフスタイルを歌い生態系の問題や地球規模の人為的な気候変動に基づく現代の危機を描き出す作品をご紹介します。

アナ・コチエガロワ:
カウナス 欧州文化首都 2022
8月26日 18:00〜

2022年欧州文化首都の一つがリトアニアのカウナスに決定。様々な文化機関、アーティスト、クリエーターと一緒に、「コンテンポラリー・キャピタル」と呼ぶ、広大で、無限で、ボーダーレスなプログラムを展開します。カウナス2022」の使命は、この変化の旅の媒介者、ネットワーカーとなることです。リトアニアは2009年のヴィリニュスに次いで二回目の欧州文化首都開催となります。